月に一度、自分を優先する日を決める
月に一日だけ、自分を一番前の席に座らせる。
あなたの優先順位表の、自分の位置
仕事、家族、パートナー、友人、そして自分。
頭の中の優先順位表で、自分は何番目にいるだろう。
多くの頑張り屋は、自分をいつも最後尾に置いている。
時間が余ったら自分のこと、と思っているうちに、時間は余らないまま一年が過ぎる。
順位表を毎日書き換えるのは難しい。
でも、月に一日だけなら、できる。
「自分優先日」を先に予約する
やり方はシンプルだ。
月の初めに、カレンダーから一日選んで「自分優先日」と書く。
その日は、予定の判断基準を全部「自分がしたいか」にする。
誘いは基準に合わなければ断る。
家事は最低限。
仕事の日なら、定時で帰ると先に決めておく。
予約が先にあると、日常はその日を避けて流れてくれる。
その日、何をするか
自分優先日の中身は、豪華でなくていい。
行きたかったカフェに行く。
見たかった映画を見る。
一日、家から出ずに好きなことだけをする。
美容院やマッサージを入れるのもいい。
大事なのは、行動の一つひとつを「私がしたいから」で選ぶことだ。
誰かのため成分がゼロの一日は、思っている以上に染みる。
罪悪感への、先回りの答え
実行すると、罪悪感が顔を出すかもしれない。
家族を置いて、パートナーを置いて、自分だけ楽しんでいいのか。
答えは、いい。
月に一日だ。
年に12日。
それで満たされたあなたは、残りの353日を、より機嫌よく人に優しく過ごせる。
周りの人にとっても、悪い取引ではないはずだ。
家族がいる人の、自分優先日のつくり方
家族と暮らしている人は、丸一日の確保が難しいかもしれない。
その場合は、半日版や時間版から始めればいい。
土曜の午前だけ、パートナーに任せて外に出る。
平日の夜、月に一度だけ「私の夜」をもらう。
大事なのは、事前に伝えて、堂々と使うことだ。
こそこそ使う自由時間は、罪悪感で味が薄まる。
「この日は私の日」と宣言して使う時間は、短くても濃い。
優先日の効果を、家族にも還元する
自分優先日を続けると、周りへの効果も見えてくる。
満たされた分、家族への口調が柔らかくなる。
イライラの沸点が上がる。
その変化に気づいたら、パートナーにも同じ日を持つことをすすめてみてほしい。
お互いが月に一日ずつ、自分を優先する。
それは家庭の中に「個人の時間は大事なもの」という文化を作ることでもある。
自分への優しさは、こうして家の中に広がっていく。
よくある質問
Q. 優先日を作っても、結局家族の用事で潰れます。
A. 「潰れたら振り替える」ルールをセットで作っておくといい。会議と同じで、キャンセルされたら再設定する。振り替えまで含めて習慣にすれば、月一日の確保は現実的に守れるようになる。
Q. 自分のしたいことが思いつかず、優先日を持て余しました。
A. それは長年、自分の欲を後回しにしてきた証拠だ。最初は「なんとなく気になること」で埋めていい。散歩、本屋、昼寝。回数を重ねるうちに、眠っていた「したい」が少しずつ目を覚ましてくる。
Q. 優先日の前日にやることはありますか?
A. 二つだけ。明日の家事や連絡を「やらない」と決めておくことと、楽しみの候補を一つ思い浮かべておくこと。準備はそれで十分だ。当日の朝、目覚ましなしで起きるところから、あなたの日は始まる。
自分との約束を守る、という自信
自分優先日には、もう一つの効果がある。
自分との約束を守った、という実績が貯まることだ。
人との約束は守るのに、自分との約束は簡単に破ってしまう。
それが続くと、自分への信頼が痩せていく。
月に一度の優先日は、その信頼を回復させる定期預金だ。
来月のカレンダーに、まず一日。
書き込むところから始めてほしい。
ここは、21歳以上の女性のための、単発で完結する癒しの時間を用意している場所だ。くわしくはトップページへ。売り込みはしない。読み物だけでも、ゆっくりしていってほしい。