セックスへの苦手意識を解きほぐす5つの問いかけ
『なんとなくセックスが苦手』——その背景には理由があります。5つの問いかけで、やさしく解きほぐしてみましょう。
問1:体の痛みが原因ではない?
過去に挿入が痛かった経験があると、体が行為自体を警戒するようになります。
問2:プレッシャーを感じていない?
『イカなきゃ』『相手を満足させなきゃ』というプレッシャーが、行為を義務に変えていないか。結果を目標から外すだけで、苦手意識が軽くなることがあります。
問3:安心できない相手・環境ではない?
急かされる、評価される、断れない——そんな関係では苦手意識が募って当然です。安心できる相手・環境かを見つめ直してみましょう。
問4:過去のつらい経験が影響していない?
過去のつらい経験が、今の拒否反応につながることがあります。これは弱さではなく体の防衛反応です。無理せず、必要なら専門家の力を借りてよいのです。
問5:『こうあるべき』に縛られていない?
『普通はこうするもの』という思い込みが、自分を苦しめていないか。セックスに正解はなく、苦手なら無理にする必要もありません。自分の気持ちを最優先にしていいのです。
パートナーがいるのに苦手なとき
好きな相手がいる、関係もうまくいっている。それでもセックスだけは気が進まない。そんな自分を「おかしい」「申し訳ない」と責めてしまう人がいます。
相手を好きな気持ちと、行為が苦手な気持ちは、同時にあってもかまいません。どちらかが嘘というわけではありません。
苦手でも、ふれあいは欲しいことがある
セックスは苦手でも、手をつなぐ、抱きしめられる、隣で眠る。そういうふれあいは心地よい、という人もいます。苦手なのは触れ合うことそのものより、その先にある「しなきゃ」の空気なのかもしれません。
「ここまでは好き、ここからは今は無理」と、自分の中で線を引いてみると、相手に伝える言葉も見つかりやすくなります。
よくある質問
Q. セックスを避けているうちに、夫とのふれあい自体がなくなりました。
「求められたら困る」と思うと、抱きしめることまで控えてしまいがちです。「今はハグだけがいい」と先に伝えておくと、その先を気にせずにふれあいを戻しやすくなります。
Q. 苦手意識は克服すべきですか?
無理に克服する必要はありません。原因を知り、安心できる範囲で少しずつ。したくない時はしない、という選択も尊重されるべきです。
Q. 相手に苦手だと言えません。
『ゆっくり進めたい』『安心したい』など、苦手の中身を希望の形で伝えると、相手も合わせやすくなります。
苦手なことには、必ず理由があります。責めずに『どうしてだろう』と一緒に見ていけたら。無理に好きにならなくていい、それも大事な答えです。
パートナーがいるあなたへ
感じにくさや「イケない」悩みの根っこには、体より先に、緊張や言えない寂しさがあることが多いです。技術の話の前に、気持ちの置き場所を読んでみてください。