骨盤底筋トレーニングが中イキへの近道である理由
中イキの土台づくりとして注目される骨盤底筋トレーニング。なぜ感じやすさにつながるのかを見ていきましょう。
オーガズムは骨盤底筋の収縮
オーガズムのとき、体は骨盤底筋群(膣や肛門の周りを支える筋肉)が反射的に収縮します。この筋肉を鍛えると、収縮の力が高まり、より感じやすくなる・オーガズムの強度や頻度が上がるとされています。
鍛えるメリット
骨盤底筋を鍛えると、膣の締まりが良くなる、血流が改善して感度が上がる、産後や加齢による尿もれ予防になる、膣の萎縮を防ぐなど、性の面でも健康面でもメリットがあります。
基本のやり方
おしっこを途中で止めるときに使う筋肉を意識し、5秒締めて5秒ゆるめる——これを繰り返します。息は止めず、お腹やお尻に力を入れすぎないのがコツ。座っていても寝ていてもでき、1日数回が目安です。
続けることが大切
効果が出るまでには数週間〜数ヶ月かかります。毎日の歯磨きのように習慣にすると続けやすいです。詳しいメニューは『膣トレ完全ガイド』もご覧ください。
よくある質問
Q. どのくらいで効果が出ますか?
個人差がありますが、数週間〜数ヶ月の継続で変化を感じる人が多いです。焦らず習慣にしましょう。
Q. やりすぎてもいい?
締めっぱなしにすると逆に筋肉が緊張します。締めるとゆるめるをセットにし、適度に行うのが効果的です。
骨盤底筋トレーニングの基本
骨盤底筋は膣・尿道・肛門を囲む筋肉群です。締める・緩める動作を繰り返すことで強化できます。基本の動作は「膣と肛門をぎゅっと締めて5秒キープ→完全に緩めて5秒休む」を10回繰り返すことです。これをトイレの後や寝る前など、毎日続けます。
締める感覚がわかりにくい場合は、排尿を途中で止める感覚をイメージすると掴みやすいです(実際に排尿中に止めることは腎臓への負担になるため、あくまでイメージとして)。
効果が出るまでの期間
継続して4〜6週間で膣の締まりの変化を感じる人が多く、3ヶ月続けると感度の向上・オーガズムの強さの変化を実感しやすくなります。骨盤底筋の強化は尿漏れ予防・産後ケアにも効果的であり、性的な面以外にも多くのメリットがあります。
骨盤底筋は「締める」だけでなく「完全に緩める」動作も重要です。緩めることを意識しないと、常に力が入った状態になり感じにくくなります。締めて・緩める両方をセットで練習してください。
地味だけど、骨盤底筋トレは本当に土台になります。締めて、ゆるめて。毎日少しずつ。体の奥から感じやすさが育っていきますよ。
参考情報
- 日本産科婦人科学会・日本女性医学学会 各種ガイドライン(一般向け情報)
- Komisaruk et al.「The Science of Orgasm」Johns Hopkins University Press, 2006
- 厚生労働省「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」公開情報
- 本コラムは公開情報をもとに編集部が作成したものであり、医療診断・治療を目的とするものではありません。